作ることが好き
作る前に考えるのも好き
思えば、未就学児童の頃から
裁縫の真似事するのが好きでしたわ
本物の針をもったのは
小学校に上がってから。
それまでは
ティッシュを布に
爪楊枝を針に見立てて
家族の誰か(誰だったのか不覚)が
チクチク手縫いするのを
見よう見まねして遊んでました。
最初の作品が何だったのか
まーったく思い出せませんけどねw
お仕着せの服が嫌いで
制服も好きではなく
ある時なけなしの小遣いを叩いて
気に入った布地を買い求め
これまた見よう見まねで
ベルト付きファスナー付きのスカートを縫いました。
友達とどこかに出掛けることになったからだったかしら?
茶色でもないココア色でもない摩訶不思議な色のその布地には
同色系でバラの花がプリントされていて
当時の自分にとっては身にまとったことがないデザインの布地♪
[どんな服着てたの?って聞きっ子なしよw]
もちろん木綿でしたが、1m単価は決して安くはなかった記憶があります。
出来上がったスカートを着て家族に見せたら
「あら、上手ね」と言われたものの
「でも、カーテン生地みたい」
の一言に
なんだってーーーー!
この、この、スケキなセンスが分からんのか!
とは心の声www
まぁ、分からん人には分からんでもええがな
そう自分に言い聞かせました。
そのスカートはその後も布地がヘタれるまではきました。
「カーテン生地みたい」
そうのたまった御方が
何故かその布地の残りで枕カバーを作っておられるのを見た時
へへっへへー
ほくそ笑んだのは内緒ですw
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こういうなにげないところが大好き!日本製! |
安かろう悪かろう
何度も何度も耳にした一言です
今でもよく耳にします
みみみみみぃーんみんみん♪
ある物が作られる工程は
工場で大量に機械生産される場合と
ひとつひとつ手技を込めて作られる場合と
えろえろいろいろありますよね。
こだわって選んだ材料で
それなりの合点が行くレベルで
作られるものにはそれなりの対価が必要です。
高いと思うか安いと思うかは
評価する人の物差しによっても違うと思います。
こーじょーちょーは基本的にケチですから
一度手にしたものはテッテー的に使い倒す!
を信条としております
安くても悪いものは要りませんねん
高くて悪いものは論外ですw
「良質良品を少なく買い求め使い倒す」
これが理想!
とはいえ、諸事情で
それなりの物を一切入手しないわけではないですが
勢いで安く入手した物はやはりそれなりの物
だという経験値は人並みに持ち合わせています。
また、自分にとって必要な物は複数入手する派です。
単体を使い続けて早くダメにするよりは
複数を交互に使って長持ちさせた方がいい
という考えからです。
↑
その割には扱いが乱暴だったりするけどw
いや、乱暴に扱われることがあっても
それは時に可愛がられてることの裏返し
ってなことになりはしないだろうか?
などとほざきたいのであります。
自分が作ったものが
今日もどこかで誰かに使われている
それはとりもなおさず
その物へのその人の愛情なのだと
気に入られてるから使われるのだと
使いやすいから使われるのだと
可愛がられてることの証なのだと
目には明らかに見えないけれど
風の便りによるけれど
こうしてる時も誰かの傍で
或いは誰かの鞄の中で
或いは誰かの部屋の片隅で
或いは洗濯機の中で
使われることを待っている物がある
嗚呼
なんて嬉しい事なんだろう
作ってよかった!
そんな日々を重ねていけるって
とってもとってもしあわせですよ
(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。)