2015年11月17日火曜日

隣の客がよく食う美味い柿はアルフォンソに通ず-前編-

去年の今頃でしたかなぁ
日本有数の柿の産地福岡から
見事な柿が送られて来ましたんや
なんや変わった地名産の柿でしたわ
[曖昧な記憶ですが「うきは」とか何とか]

早速御礼の電話をすると
そこの柿がめっちゃ美味いて評判やったんで
車飛ばして買いに行ったんやでー
とかなんとか
ありがたいこっでごっつぁんでした

柿をローマナイズするとKaki
えげれす語だとpersimmon言うらしいですが
外国でもKakiで通じるところ(人)は通じます

話全く変わってバラ!
Kakinada Redっていう異名を持つバラがありましてな
日本では紫燕飛舞という名がよく知られてます
1900年頃、当時ハンガリー帝国におった
ルドルフゲシュウィンツいう御仁が作ったバラで
まぁ、その色合いといい香りといい最高なんですわ
色合いはクリムソンに赤紫プラスって感じです
どこぞのバラ園に咲いていたら愛でてくださいな

で、なんでこのバラがKakinada Redって言うんや?
疑問に思って調べましたがよく分かりませんねん
Kakinadaという町が南インドにあるそうです
うーん(-ω-;) だけん、なん?
Kakinada Redで検索すると、他に
献血団体とかインドのバイクとか出てきますけど
そのバイクの色ってのが熟した富有柿の色に近い
ってだけで、あとはまーったく見当もつきません
富有柿の色とクリムソンカラー???
かなり色合い的には違いますわなぁ
あぁ、
完熟の富有柿だとなんとなーく、かも?
ってな具合でござんす

もしも、もしもですよ
熟した柿の色とKakinada Redとが
なにか関連があるのだとしたら
こんなに胸さわぎスカーレットな話はないですわぃ

バラには系統というのがありましてな
交配の仕方によって、あるいは特性によって
幾つかの系統に分類されるのですじゃ
バラのKakinada Redは
ある人はチャイナ系だといい
ある人は、いや、ブルボン系だといい
どっちでもええやん美しければという人もいます

ルドルフゲシュウィンツちう御仁が育種したんですがね
その当時は今と違って
育種成功→登録→流通
みたいなローズロードはございませんでしたよって
プランツハンターみたいな人が
「あれ?このバラは今まで見たこと無いぞ!」
って発見するまで
何処か人目につきにくいとこで
(誰かの墓地だったりすることも多いらしいです)
人知れずひっそりと咲いていたりするらしいんですよ

話題のKakinada Redもそんなバラの一つと言われてます
よかったね、ルドルフさん
誰かが見つけてくれて!
(故にそんなバラをファウンドローズという)

でまぁ、バラのことに詳しいHMFさんに聞きましたら
Kakinada Redは
ブルボン系かチャイナ系か、
ひょっとしたらベンガル系の血筋かも
ってなことをおっさってまして
嗚呼!ベンガル系!
それならKakinadaという町はベンガル湾沿いだは!
それならインドの地名に因むのも
まったくかけ離れたことではないは!
ってなことを想起いたしましてございます

ここにお許しを頂いた1枚の画像がございます


柿と生ハムのマリアージュ
なんともお美しい味を思い起こさせる色合い

それを下から支えているのは
(いや単に敷いてあるんだけど)
頻繁にこちらのお宅で登場するランチョンマット!
このマットの色合が更に更に引き立てて
めくるめく味のハーモニーへと続いているかのようです

Kakinada Redの幻想へと繋がる
色のマリアージュを勝手に見て取った
こーじょーちょーであります

---いつになるかは分からねど、続く---

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