2015年12月3日木曜日

なんで耳なんやろ?

布の両脇のことを日本では耳いいますやろ?
なんで耳ていうんですかね?

英語ではselvage
このリンクによると
字義的には「それ自体の端」
self + edge の誤用とも(^_^;)
なるほどね!

いや、しかしなんで耳なんや?
っちゅ疑問は深まるばかりですw

編み物は布地とちごて
耳の始末はどっちかゆうたら簡単です
なんせ編み糸を折り返して次に進むわけで
それはシャトルを使って織布するのと同じ原理だから
編み進むにつれ自然にニットの耳が出来るのです

そのため、布地で縫い物をするのとちごて
編み物は端の始末が殆ど必要ないんです

例えば、セーターを編む場合
ごくごくオーソドックスなやり方としては
前身頃を編んで後身頃を編んで袖を編んで
パーツを毛糸針でかがれば出来上がり!

これが縫い物だと布端の始末をしないといけない
天竺ニットやジャージでもそうです
まずは、裁断しますよね?
すると、切れた部分の経緯糸が解れてしまうんでね
布耳は地の部分と組成が異なるという理由で、
また、布目に歪があるという理由などで
よほどのことがない限り切り落とします
そうやって切り落とした布耳が仰山ありますのや
我が狭きこーじょー内には・・・
捨てられない(;´д`)トホホ…

まぁ、そんな運命をたどる布の耳ですが
インドの民族衣装サリーにおいては重役ですわよ!
なんつってもサリーは1枚の布
両耳には刺繍が施されたり、ラメが入れられたりするし
時に肩から掛けて風になびかせ
時には優美に腕を回して頭からかけ
時に隅っこを小銭入れにしたりして(え?)
美麗な佇まいを演出するのに一番重要な部分ですからw

それにしても
なんで布の端が耳になったんか
どう考えたらええんでしょかね?

ま、そんなことはサリー置いて
先日編んでこしらえたボアの受け皿を見てちょ

や、なんでもよかったんですw
なんせ、片側はボアの背面になる予定で
ニットの穴をホジホジでもしないと
見えないわけですからー!

んでもって、
なにもリバーシブルにする必要もなかったんです
なんせ、片側はニットとマッチさせる予定で
にゃんずがちゃいちゃいし過ぎて穴あけて
そこから解れて穴がでかくならない限り
見えないわけですからー!

んー、でも、なんだかねぇ
ぺらーっとした1枚の布を縫い合わせて
はいおしまいよ!おねんねしなさい!
ってんじゃぁ、つまんないので
とりあえずそこら辺に転がってた布切れパッチして
必要なサイズを2枚作って
でっかいマットを作っちゃいましたよ


つうわけで
どっちもパッチっち


えせまんぞくさんも登場させましたよw
(そのだ君という名前がついていました)

で、今、これを書きながら
なんで耳やねん?!
っていう疑問と
どっちを表にすっかな?
っていう悩みを
同時に抱えているわけな
こーじょーちょーです


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